ハードバップなんちゃってジャズマンのジャズ日記 > このブログでよく出てくる言葉 > ハードバップハードバップとは?ハードバップ(Hard bop ハード・バップとも)は、モダン・ジャズの一つ。アメリカ東海岸で、1950年代半ばをピークに1960年代まで続いたスタイル。 「ビバップの発展過程での揺り戻し」 「ビバップの伝統の上に、ウエスト・コースト・ジャズの混在状態を経て、様々な音楽を取り入れて成立」 「黒人のブルースフィーリングを熱く押し出したもの」 と様々な形容がなされている。 1950年代半ばに衰退をはじめたビバップであったが、1955年のチャーリー・パーカー の死と共に その影響下にあった若手演奏家たちが一気に活躍し、表面化したのがきっかけといわれている。 ビバップのように、コード進行に乗せた、あるいは、コード分解によるアドリブといった基本は一緒だが、 それよりも、特にソロのアドリブ演奏面で、ホットでハードドライビングしながらも メロディアスに洗練されたスタイルといわれている。 また、よりフレーズが重要視されるため『メロディーとして成立しない音を音階からはずさざるをえない』ため、 同じコードを使用しても、使えない音が出てくることが多く、 ビバップよりも、融通性のないメロディーやフレーズとなりがちであった。 また、ハードバップはアフロ・キューバン/ラテン音楽の要素、 とりわけルンバやマンボ等を取り入れて、 ラテン・ジャズへと発展していく。 特にハードバップで演奏されるものは アフロ・キューバン・ジャズといわれることが多い。 (参考:ウィキペディアっす。) なんちゃってジャズマンのジャズ日記のアルバム紹介は、なぜハードバップが多いのかハードバップが好きだから。これに尽きる... と言いたいのだが、それだけではない。 現在、テレビやラジオなどでBGMなどに使われる 小編成バンド(これをジャズ界ではコンボという)で演奏されるジャズのほとんど(と思っている)は、このハードバップ期のものであるからだ。 以前、爆笑問題が日本テレビ系(大阪だと読売テレビ)で放送していた深夜番組で 太田コラムのようなコーナーがあったが、その時にBGMとして流れていたのは ジョン・コルトレーンの「セイ・イット」だし 関西の奥さま向け情報番組『ちちんぷいぷい』でも、以前『ブルース・エット』が流れていたし (しかも、アンディサイティッドと、ラヴ・ユア・スペル・イズ・エヴィリホエア!) そうやってみてみると、まだまだ、需要があるのではないか!? と思うわけです。 まあ、おいら自身、ハードバップ期がいちばん詳しいというのが 最大の理由なのですが(汗)
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